給与の電子マネーの検討、消費税増税に伴いカード支払いでポイント還元など、急速にキャッシュレス化に舵取りが開始された日本。
そんな中、後から現金で払うキャッシュレスサービスが登場しました。
目次
atone とは
『atone』 は株式会社ネットプロテクションズが運営するサービスです。
・公式サイト(https://atone.be/)
atone(アトネ) – 翌月コンビニ払いの明細アプリ
posted withアプリーチ
その名の通り、ネット支払い or 実店舗ではコード決済によるキャッシュレス支払いを行い、翌月現金 or 口座振替(クレジットカードでもOK)でまとめて支払うことができます。
クレジットカードをお持ちでない方や、現金派の方には良さそうなサービスですね。
公式による紹介映像はこちら↓
atone の利点
登録が簡単
カードを登録する必要性がないため、会員登録が簡単です。
口座振替を利用する場合でも、オンラインで手続きが完結します。
購入履歴をアプリで一覧できる
他のキャッシュレスサービスと同様、買い物履歴をアプリで確認できます。無駄使いを抑制できますね。
家計簿サービス「マネーフォワード」は今のところ対応していない模様、残念。
ポイント還元
NPポイントが、200円につき1ポイント貯まります(0.5%相当)。
他コード決済サービスと同水準ですね。
- 楽天Pay:通常0.5%相当。支払い方法が楽天カードで、1.5%相当になる。
- LINE Pay:ランクにより変動。最低ランクで0.5%相当。期間限定で+3%付与。
- d払い:0.5%相当
- Origami Pay:ポイント還元はなし。店舗独自の割引
- PayPay:0.5%相当
NPポイントは、atoneの支払いにはもちろん、同運営会社のサービス「NPポイントクラブ」で使用できます。
もちろん支払いはキャッシュレス
買い物時に現金を持ち歩く必要はありません。支払いもスムーズ!
atone の注意点
対応店舗がまだまだ少ない
公式サイト 使えるショップ一覧によると、まだまだ使える店舗は少ないです。実店舗は、この記事を書いている時点でUniCASEのみとなります。
コンビニやスーパーで使用できると 利用の幅が広がりそう。今後の展開に期待ですね。
手数料がかかる
コンビニでの現金支払い,口座振替ともに97円(税込み)の支払い手数料がかかります。
年会費 等はありません。atoneを利用した月のみ、手数料が発生します。
手数料は支払い金額に問わず一律のため、ポイント還元を考えると なるべくatoneを利用した支払いを多くする方がお得ですね(それが運営会社の狙いなんでしょうが)。
手数料分差し引きでマイナスとならないポイント獲得分岐点は、19,400円となります。
上限金額がある
現金支払いの場合は5万円、口座振替の場合は10万円の上限金額があります。
5万円をフルに使うと、ポイント還元は250円相当。そこから手数料差し引きで 実質153円相当のポイントが残ります。
所感
後から現金でまとめて支払いができる点が、特徴的なサービスです。
カードを持ちたくない派でも、nanacoなどのチャージ式電子マネー,ATMからチャージができるKyashなどの方が、ポイント還元高めで手数料もかからないため、個人的には便利に思います。
「後からまとめて現金払い」。ここに魅力を感じられる方には有用なサービスではないでしょうか。