通勤、通学のお供に音声インプットは如何でしょうか?
歩行中や満員電車でも、「耳」はフリーな状態にあります。音声で、スキマ時間に効率よく情報をインプットしましょう!!
今回は『Voicy』をご紹介します。
『Voicy』とは?
『Voicy』は株式会社Voicyが開発・運営を行うボイスメディアです。Voicyを紹介するサイトでは、「声のブログ」とよく形容されていますね。イメージ的にはPodcastに近いでしょうか。
Voicyは2016年にリリースされました。今年に入って、イケダハヤトさん,はあちゅうさん といったインフルエンサーがチャンネルを開設したことで、一気に盛り上がりを見せています。
- https://voicy.jp/ (web版)
Voicy [ボイシー] – 今日を彩るボイスメディア
Voicy, Inc.posted withアプリーチ
Voicyの魅力
Podcastと異なるポイントは、良い意味で「一般の方」が発信しているところでしょうね。
やっていることは、正直ラジオやPodcastと変わりません。しかし、一般の方が発信することに意味があると思うのです。
一般人が情報をアウトプットする手段として、Twitterや個人webサイトなどの文字媒体、Youtube・ニコニコ生放送・twitchなどの動画配信があります。音声発信はこれらの中間にあたりますね。
音声であれば、発信者の人柄が声という媒体にのって伝わります。伝えている情報+α が、配信者とリスナーの距離を更に近づけるのではないでしょうか。
そういう意味では、動画配信がもっとも個人そのものを発信できます。しかし、身バレ,配信の技術的敷居と手間がかかる(機材や編集作業など)といった欠点があります。
一応 Voicyには、配信チャンネル開設に審査があり、誰でも彼でも配信できるというわけではないようです。ただ、敷居を設けることで最低限のクオリティは保証されていると捉えることもできます。
「声のブログ」と言われる通り、個性豊かなチャンネルとパーソナリティの方々が揃っています。恋愛相談,ダイエット,お金,ゲーム…チャンネルのジャンルは様々です。きっとお気に入りのチャンネルが見つかるでしょう。
発信する側から見ると、Voicyは非常に「配信しやすい」環境が揃っているようです。音の編集など面倒な作業が極力排除されているとのこと。続ける方がいないとリスナーも悲しいので、こういったプラットフォームの改善は配信者,リスナー双方に恩恵がありますね。
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機能面では、音声の倍速再生,BGMのオン/オフ,音量調整,チャンネルフォローなど、一通り網羅されています。
個人的には、既聴の表示とマイリスト作成機能が欲しいですね。今後のアップデートに期待します。
なお配信は全てストリーミングとなっています。
データ通信量を気にする場合は、家でDLだけして後で聞く形態に軍配が上がります。ただDLするだけして聞かない「積聴く(ツンきく)」状態にならないので却って良い?
ここは意見の分かれるところでしょう。
歴史が浅い分、コンテンツ量はまだまだ既存のPodcastと比較すると少ないですが、現在も続々と新規チャンネルが開設されているようです。
おすすめチャンネル
◆サウザーラジオ 〜青雲の誓い〜 / サウザー
Voicyのデイリーランキングで、連日1位の人気チャンネルです。サウザー氏は幼少の頃から「将来は働きたくない」とずっと思い描いていたそうです。念願かなって「ニート生活」を満喫している氏の、労働やお金に関する考え方が主な内容です。ニートになるためには もちろん経済的基盤が必要で、そのためには自分の商品をもつことが必要と強調しています。マルクスの資本論をベースとした考え方ですね。
歯に衣着せぬ物言いですが、かといって語調に棘がない、大変聞きやすい配信です。
◆きのうの経済を毎朝5分で! / DJ Nobby
放送前日の政治,国際,経済関連ニュースをさくっとまとめて配信されています。また放送の最後に経済用語解説コーナーもあり、私のような経済素人にも大変わかりやすいニュースチャンネルです。DJ Nobby氏は金融機関に勤務されている傍ら、ラジオ番組のMCでもある異色の経歴の持ち主です。さすがラジオMCだけあってFM放送を聴いているようで、一般人感は全くないですね(笑)。
公共のラジオ番組だと自分の好きなように配信することは難しいでしょうが、Voicyというプラットフォームで、自分の得意分野を生かして情報を発信されています。
まとめ
Voicyの概要と、おすすめチャンネルをご紹介しました。
フォローしているチャンネルだけではなく、たまには自分とはまったく異なった分野のチャンネルを聴くことも良いかもしれませんね。自分の世界が広がるきっかけになると思います!
本だと新分野の開拓は敷居が高いのですが、音声だとサクッと足を踏み入れることができますね。
もちろん視聴は無料ですので、皆さんも是非一度体験してみては如何でしょうか。