チームシューター『オーバーウォッチ』

 

今回は、チームシューターの傑作『オーバーウォッチ』です。

オーバーウォッチ とは

個性豊かなヒーロー(プレイヤー)を操作して戦う、6vs6のマルチプレイ専用FPSです。

発売から2年以上経過しておりますが、根強い人気を誇り、管理人も中毒のようにプレイを継続しています。

 

ロール制FPS

昨今のFPSのトレンドは、ロール制。各プレイヤーが、キャラクターの役割をそれぞれ担うプレイスタイルです。

FPSの金字塔 Call of Duty も、近作はロール制を導入していますね。前回紹介したレインボーシックスシージも典型的なロール制FPSです。

各プレイヤーが同一の性能をもつスタイルは、マンネリ化が進んでいるのが正直なところでしょう。強い武器や能力がすぐに固まり、各々が同じようなスタイルに収束します。

一方 ロール性は、キャラクターによってプレイスタイルが異なります。また新キャラやキャラごとの性能調整が行われると、まったく別の環境になりえます。


オーバーウォッチは設定上、ヒーロー組織「オーバーウォッチ」が解散した後の時代が舞台となっています。敵対組織タロンの構成員と入り乱れた乱闘となります。(ヒーロー同士、またタロン同士が戦うため、メタ上はおかしいのですがw)

ロールは大別して3種。【ダメージ、タンク、サポート】の2-2-2がチームの基本構成となります。

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ダメージは文字通り 敵にダメージを与えて倒すことが目標です。もっとも多くのキャラクターが割り振られ、それぞれの性能も大きく異なります。

敵の裏をかく能力に長けた者,正面火力なら最強だが小回りは効かない者,迎撃能力をもつ者,等 状況によって使い分けることが大切です。

タンクは体力に優れ、前線を張ることに長けたロールです。このゲームで大切なのは、チーム一丸で戦うこと。チームがどのように動くか、どこで戦うかの司令官となるロールです。

基本ダメージロールと比較すると戦闘能力には乏しいですが、妙者が使うとまさに無双のごとく敵を蹴散らします。戦略・戦術どちらも重要なロールで、もっとも使用者のスキルに依存すると言えるかもしれません。

サポートは、味方の体力を回復するロールです。戦闘能力、体力が低く、単独でいると すぐに撃破されてしまいます。

サポートでもっとも大切なのは、”自身が生き残ること”。自身の死亡がチームの壊滅に繋がります。うまいサポートは俯瞰的な視点で戦局を捉え、どこに陣取るか、誰を優先的に回復するかを瞬時に判断します。


ダメージだけ、タンクだけ、サポートだけでは決して勝てないのがオーバーウォッチ。他のゲーム以上にチーム編成が重要です。

 

チームシューター

オーバーウォッチは、他のゲームよりチームワークが重要です。

例えばレインボーシックスシージも同じくチーム戦闘が大切なゲームですが、1 vs 5 の状況からでも逆転する可能性はゼロではありません。

しかしオーバーウォッチでは、絶対にその状況から逆転は起こりません。5 vs 6でぎりぎり、4 vs 6 なら よっぽどの腕前差がない限り勝利はないです。


よく、制限時間ギリギリになって拠点を突破することがあります。

時間が迫り、味方の動きが連動することが重要な良い例です。「オーバーウォッチは勢いゲー」と言われる所以ですね。


ただチームワークが大切だからこそ、チームの負けを敵の強さよりチームメンバーへ見出すプレイヤーが多いことも事実です。いわゆる戦犯を糾弾する方も居ます。

意図的に自死したり、状況に合わないキャラクターを選出し、チームメンバーに迷惑をかけることは絶対にやめましょうね。

自分だけでは状況が改善しないことがほとんどです。だからこそ、my bad(メンバーは悪くない、自身が悪い),Thank youの精神を忘れないことがもっとも大切です。味方を貶めても、雰囲気が悪くなるだけで そこから勝利に覆ることはありませんからね。

 

独特のキャラクター

オーバーウォッチのキャラクターは設定上 ヒーローとヴィランですが、アメコミのようなヒーロー像とは異なります。開発元も あえて既存のヒーロー像から外したデザインにしたと述べています。

どのキャラクターもトゥーン調とリアルが混じった個性豊かなデザインです。子供っぽくもなく、かといってバタ臭くもない絶妙のラインですね。フィギュア化もされており、その人気が伺えます。

↑は日本出身のキャラクター「ゲンジ」。サイボーグ忍者という設定です。

 

世界観も念入りに作り込まれており、ストーリーがアニメーションとしてYouTube上に公開されています。

 

(おまけ)トロフィー

トロフィーコンプリート難易度は、”かなり高い”です…。

各キャラクターをプレイし、かつ特殊な状況になった場合のみ達成できるものがほとんど。2年プレイしてもトロフィー取得率は70%です、、

トロコンは正直諦めていますね。トロフィー目当てで購入されることはお勧めできません。

 

まとめ

チームシューター『オーバーウォッチ』でした。

チームが一丸となって勝利できた達成感は何物にも変えられません。中毒性はピカイチですね。

負けがこんで悲観することもありますが、勝ちもあれば負けもある精神で気楽に楽しむのが最善でしょう。