全てのアサシンに送る『アサシンクリード エッセンシャルガイド』

 

UBIソフトの大ヒット ステルスアクションタイトル「アサシン クリード」。

そんな設定世界を網羅解説した『アサシンクリード エッセンシャルガイド』が、日本語訳され 発売となりました!

シリーズは未プレイ,ゲームはシリーズが多すぎて どれから手を付けてよいかわからない,最近のシリーズは追えていない,もちろん歴戦のアサシン含め、全てのアサシンにオススメの解説本となっています。


アサシンクリード エッセンシャルガイド

ゲーム本編のみならず、コミック,小説,映画と幅広いメディアミックス展開しているアサシンクリードシリーズ

管理人はゲームのメインシリーズのみをプレイし、他シリーズの情報はwikiなどで補完しています。しかし、過去と現在で舞台が入れ替わるゲーム性質、さらっと重要情報がコミック版で提示されていたりと、物語全体の構造を把握しきれていませんでした。

本書籍は、最新作「アサシンクリード オデッセイ」までの、アサクリシリーズの舞台背景を網羅的にまとめており、10年にわたるシリーズの軌跡を追う正にアニムスとなるでしょう。


8章で構成されています。

【第一章 イントロダクション】
アサシン教団とテンプル騎士団、ふたつの組織の成り立ちなど。
【第二章 先駆者の文明】
謎多き“イス”の文明や、先駆者達、また彼らによって生み出された数々の秘宝を紹介。
【第三章 アサシン教団発足以前】
『アサシン クリード オリジンズ』、『アサシン クリード オデッセイ』で描かれた物語を中心に、アサシン教団発足以前の時代を解説。
【第四章 アサシン教団】
歴史や信条、武器や儀式といったアサシン教団にまつわる知識を収録。また、主なアサシンや協力者など、総勢63人にも及ぶ人物紹介。
【第五章 テンプル騎士団】
アサシン教団に仇なす組織であるテンプル騎士団の歴史や、謎多きその組織構造について。
【第六章 テクノロジーと武器】
“アニムス”やアサシンブレードをはじめ、両組織により開発された様々な技術を解説している。
【第七章 舞台】
主立った歴史的出来事において繰り広げられた、アサシンたちの暗躍に迫る。
【第八章 現代】
形を変えて現代もなお続く、アサシン教団とテンプル騎士団の対立構造について。

出典「アサシン クリード エッセンシャルガイド」角川書籍より

先駆者(Those Who Came Before)

数々の情報が掲載されていますが、個人的にありがたかったのは シリーズの背景に潜む超越者たち『先駆者(Those Who Came Before)』について。

神話の神々の名を冠する彼らは、 ゲーム本編内で多くを語られることはなく、一枚岩ではない彼らの目的を把握できていませんでした。

本書では、本編で登場した先駆者;ジュノー,ミネルヴァ,ジュピターはもちろん、シリーズで名前だけが登場した既知の先駆者についてもイラスト付きで紹介されています。

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他にも 各エデンの果実の所有者遍歴と現在の状態や、エデンの杖・布などの先駆者の秘宝が こちらもイラスト付きで掲載。

ゲームの攻略本然り、装備やアイテムがずらっと並べられた内容は、今も昔もワクワクします!

 

歴代のアサシン

そして忘れてはならないのが、主人公のアサシン達!!

見開きページに各アサシンが特大イラスト付きで掲載。プロフィール、何を成し遂げたかが詳細に記述されています。これまでの自分のプレイが、きっちりとアサクリシリーズの歴史に反映されていると実感できます。

アサクリシリーズでは歴史上の実在の人物が登場し、物語に華を添えます。こういったケレン味が、物語に彩りを与えますね。もちろん彼らもしっかりと記載されています。

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余談ですが、日本がアサクリシリーズの舞台となったとき、時代はいつに設定されるのでしょうか。鎌倉末期?戦国時代?幕末?

服部半蔵や百地三太夫が、アサシン教団の関係者として登場することが、今から楽しみ!

 

まとめ

初代アサシンクリード発売から10年が経過し、ますます盛り上がりを見せるアサクリシリーズ。最新作『オデッセイ』の評価もよく、今後の展開が楽しみです。

これまでのシリーズの軌跡をギュッと濃縮した本書は、全アサシン必携の一冊!
未プレイの方でも、背景世界や物語の設定が好きであれば間違いなくオススメできます。

正直 日本語訳が出版されただけでもUBIに感謝!!


こういった設定書は、他シリーズでも どんどん出してほしいですね。
「ホライゾンゼロドーン」、続編含め待ってるぞ!

アサシン クリード エッセンシャルガイド