TVCMは限られた時間の中でインパクトを残さなければならず、『無料,格安』などのキャッチーなコピーで印象付けます。
しかし詳細を見てみると、適用条件が難しかったり、期間限定サービスの場合も多いです。
そこでドコモ,au,LINE,楽天それぞれについて、2018年12月TVCMでよく見かける携帯プランを、自分の整理も兼ねて調べてみました。
後編の今回は、本田翼さんのCMで話題のLINEモバイル(300円/月)と、ローラさんを起用した楽天スーパーホーダイ(1,480円/月)を記事にしてみます。
※前編では、ドコモの月額1,980円、auのゼロ学割を説明しています。
LINE 月額300円
本田翼さんのダンスが話題になった、LINEモバイル 月額300円(公式サイト)。
公式サイトを見ればひと目ですが、3ヶ月の期間限定です。一応まとめは以下の通り↓。
- LINEフリープラン(1GB):通常月額1,200円 ⇨ 月額300円
- コミュニケーションフリープラン(3GB):通常月額1,690円 ⇨ 月額300円
月額300円になるのは、上の2つのみです。
ただし、他のデータ容量プランでも3ヶ月間一律1,390円割引です。
所感
月額300円となるのは限られたデータプランかつ、期間限定です。
主に新規層獲得を狙ったキャンペーンですね。
楽天スーパーホーダイ 月額1,480円
ローラさんのCMで告知されている楽天スーパーホーダイ 月額1,480円(公式サイト)。
2年間の間、月額料金が割引されます。
- スーパーホーダイプランのプランS(2GB):通常月額2,980円
- 楽天会員で500円割引
- 最低利用3年で1,000円割引
上記の条件を満たした際に、月額2,980円 ⇨ 1,480円 となります。ちなみに最低利用2年なら500円割引と割引額が減少します。
出典:楽天モバイル
楽天スーパーホーダイとは
そもそも「楽天スーパーホーダイ」とは、楽天モバイルのプランの1つです。
他プランは、「通話SIM」,「050データSIM(SMSあり)」,「データSIM」 の3つ。
この中で通話ができるのは通話SIMプランのみなので、「楽天スーパーホーダイ」と「通話SIM」を比較してみます。※データSIMプランでも、LINE等のデータ通信を使用した通話は可能です。
両者は通話料金に差異があります。
・通話SIM … 20円/30秒
・楽天スーパーホーダイ … 10分以内の国内通話かけ放題,10分以降は10円/30秒
無料通話の分だけ、楽天スーパーホーダイの方が基本料金が高くなるということですね。
ただ1点注意が必要で、楽天スーパーホーダイの10分通話無料は、「楽天でんわ」を使用,もしくは通話番号の先頭に「003768」を付けて発信した場合となります。通常の通話機能を使用した場合は、通話SIMと同じく20円/30秒です。
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個人的に両者の長所/短所を考えてみます。
・通話SIM
長所:データ通信量がかなり細かくプラン設定できる(ベーシック,3.1GB,5GB …)
短所:通話料金は比較的高め 20円/30秒 ※但しドコモなどの大手通話料金と同水準
・スーパーホーダイ
長所:無料通話がある
短所:比較的プランが少ない(2GB,6GB,14GB,24GB)、基本料金高め
通話を重視するかどうかですね。
楽天モバイルについておまけ
楽天会員であれば、通話SIM,スーパーホーダイはSPU対象(+2倍)です。楽天ユーザーはうまく利用しましょう。
また楽天モバイルの料金は、楽天ポイントで支払うことも可能です。期間限定ポイントも使用できるため、余りがちな期間限定を効率よく消費できます。
まとめ
CMのキャッチコピーは必ずしも全てのプランに適用できるものではなく、かつ期間限定なので注意してプラン内容を読み込む必要がありますね。
ただ所謂 格安SIMのプランは、大手3社と比較して圧倒的にわかりやすい…!!