ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアプラットフォーム『ALIS』

 

Webサイトをマネタイズする場合、記事に広告を掲載するのが一般的です。

ご覧の通り、当ブログもGoogleアドセンスによるクリック広告を掲載しております。※断っておくと 当ブログで発生している収益は子供のお小遣い以下です、笑

そんな既存のサービスとは全く異なる、「記事そのものに価値を創出するALISを見ていきます。

『ALIS』とは

・公式サイトhttps://alis.to/
・公式Twitter@ALIS_media

ALISは株式会社ALIS(https://alismedia.jp/)によって運営されている、ソーシャルメディアプラットフォームです。


ALISは、2017年 ICOによって計4.3億円分のイーサリアムを調達しました。

 

『ALIS』の簡単なしくみ

▲『ALIS』のページ表示例。記事右下の数値がALISトークン

ALISは同社のホワイトペーパーで語られている通り、Steemitを参考にしています。

  • コンテンツを作成・投稿した者
  • コンテンツを いいね した者

に独自トークンALISが報酬として配布されます

直接投げ銭として、コンテンツ作成者にALISを送ることもできます。

また、所有するトークンと信頼ポイントからなる信頼度スコアを元に、ボーナスを獲得する仕組みも近日実装されるとのことです。

 


ホワイトペーパーによると、ALISトークンを多く所有するユーザーは高いベースポイントが設定されています。つまり、高所有者=長くALISの発展に寄与しているユーザーが恩恵を預かれるようになっています。

Wikipedia「ALIS」より引用

 

ALISトークン

配布されるALISトークンは、現時点(2019年1月)では、日本の取引所では扱われていません。
ALISのチャートはこちら(外部サイト:CoinMarketCap)。

ALISトークンの新規発行は、ビットコインなどのように計算機による「採掘(マイニング)」では行われず、上述した方法でのみ発行されます。
配布分は、ALISトークンに設定された50%のインフレ率によって賄われています。

ALISトークンの価値は、まさしく『ALIS』自体がもつ価値と言えます。
正当に価値ある経済圏として発展させるためには、ユーザーが継続的に参加すること,不正が行われない仕組みが重要です。そのため、ALISを持ち続けプラットフォームの貢献に寄与した参加者に対して、多くの報酬が設定されています。

投資家は、価値が増したALISトークンの利益を享受できるという仕組みです。


ちなみに配布されたALISトークンが実際に有効になるまでに、時間が設定されています。

これは、「大量のALISトークンを抱えたホルダーによって、プラットフォームを自分の都合の良いものに変える」「ALISトークンが増え次第、すぐに引き出して売却することを防ぐ」と説明されています。どちらも『ALIS』の価値を守る施策ですね。

 

ALISが目指しているもの

Webは広告が溢れかえっています。信頼できる情報ならまだしも、憶測だけで書かれたゴシップ記事,他サイトの情報をコピペしただけの記事,有象無象が転がっており、まさしく玉石混交。このサイトも例外ではない、というオチがつきます笑

Googleの収益の柱は広告です。広告は煩わしいものですが、Chromeのアップデートで広告ブロッカーを無効化することが発表されており、今後も私達は広告と付き合っていかなければなりません。

・・・

広告はコンテンツを作成した対価とも言いかえられます(もちろん無報酬・趣味で書いている方もいらっしゃいます)。

それに対し、コンテンツそのものが持つ価値を具象化、および その仕組みを提供しているのが ALISというプラットフォームです。

「価値あるコンテンツの作成」,「埋もれた情報を発掘する」その対価に報酬が付与されます。

同様のコンセプトはNewsPicksですね。あちらは”有識者”が記事を選定することで、情報に価値を付加しています。

 

まとめ

トークンエコノミー × ソーシャルメディアプラットフォーム」を提供する『ALIS』でした。

現在オープンβ が公開されています。コンテンツを作成せずとも、いいね するだけで トークンが配布されますので、気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。

・公式サイトhttps://alis.to/