先延ばし魔の頭の中はどうなっているか(TED)

 

 

締切はいつも私たちを脅かしています。

何故締切なんてものが世の中に存在するのでしょうか。ブログも好きでやっていますが、自分の中で一日一記事という取り決めがあり、常に焦燥感に駆られているのも事実ですw

サルとパニック・モンスター

先延ばし屋の頭の中には二人の住人が居るといいます。「理性的意思決定者」と「すぐご褒美が欲しいサル」と表現されています。

締切が迫っているときに見るyoutubeの何と面白いことでしょう。普段なら全く気にも留めない関連動画をずっと見ていられます。発売の迫ったゲームのトレイラーから、プレイ動画、はたまた背景解説動画に飛び火し、終わりがありません。

昼からやろう、…15時を過ぎたらやろう、…夜からやれば大丈夫、と自分を納得させます。「理性的意思決定者」はわかっているのです。すぐに取り掛からなければマズイことに。

そこに締切という「パニック・モンスター」がやってくると、急にサルがおとなしくなります。結局徹夜でやるはめになり、頭の中で「何やっているんだろう、自分は…」と後悔の念が反芻されるのです。

程度の差はあれど、ほとんどの方が「すぐご褒美が欲しいサル」を飼っていることでしょう。


恐ろしいのは、締切のない先延ばしと言います。サルを懲らしめるパニック・モンスターが存在しないからです。いつか〇〇をやってみたいな~。△△は止めても良いんだけど、惰性で続けている。これらは締切のない先延ばしです。

私にはスカイダイビングをやりたいという夢があるですが、「準備が大変そう」「休日はゴロゴロしていたい」と理由をつけて、結局何も進めていません。ToDoリストの いつかやりたいことリスト にチェックが入るのはいつになるのでしょう。ToDoリストが機能するのは、締切という制限が設けられ、スマホの通知画面に表示されるからですね。

プレゼンの最後はこう閉められます。

命という締切があることを。

余談

締切のある課題に対して、結局やらないことで逃避することがもっとも厄介です。パニック・モンスターの出現を意図的になくし、自分を納得させるのです。

自暴自棄ともとれるこの状態になることが私にもあります。やらなくても何とかなるという『成功』経験がそうさせるのでしょう。

大タスクを小タスクに細分化しても、結局抵抗感があるタスクは後回しになってしまいますし、どうすれば良いのでしょう。。余裕をもって物事を開始したときときの安心感,達成感といった、本当の意味での成功経験を積むことが大事なのでしょうか。