ブロックチェーン関連技術を活用した、個人向け送金サービス『マネータップ(Money Tap)』がリリースされました。
LINE PayやOrigami Payが個人間送金プラットフォームを形成する中、多数の銀行が加盟する「内外為替一元化コンソーシアム」によって進められた次世代送金サービスとなります。
マネータップ とは
ブロックチェーン関連技術を活用した、個人向け送金サービスです。
- https://moneytap.jp/ (公式サイト)
Money Tap-マネータップ
posted withアプリーチ
銀行口座から銀行口座へ直接送金できるのが特徴で、LINE PayやOrigami Payのようなウォレットへのチャージが不要です。
24時間356日、即時送金が可能です。
現在は以下の3行間のみで、サービスが実施されています。
- 住信SBIネット銀行
- スルガ銀行
- りそな銀行
順次、導入する銀行が拡大するとのこと。
ちなみに内外為替一元化コンソーシアムには、三井住友,三菱UFJ,みずほの大手3行、さらにはゆうちょ銀行も加盟しています。これらがサービスに参加すると一気に利用が広がりそうですね。
送金手数料
1回3万円、1日10万円までであれば無料と設定されています。(りそな銀行は2019年3月31日までは他行宛無料。以降は54円。)
但し手数料は各行が個別に設定するとのこと。今後サービスを開始する他行がどのように設定するかはまだ未定です。
マネータップをインストールしました
非常にシンプルなUIです。SBI銀行アプリと どことなく似ている?
送金アプリケーションからは、「電話番号」「QR読み取り」「口座番号」「登録口座」「自分口座」送金が選択できます。
↑ 電話番号振込画面
まとめ
サービス利用者が拡大すれば、日本のキャッシュレス化が大きく促進されそうです。
これまでの個人間送金サービスと異なり、金融機関が実施している点も心理的ハードルを下げるのではないでしょうか。
ビットコインばかりが取り沙汰されていますけれど、分散型台帳技術の利用によるフィンテックの画期的な試みですね。
今後が楽しみ!